わたしたち北海道鮨商生活衛生同業組合が、10月3日「道産の日」の取り組みをスタートさせたのは2007年。北海道経済を元気にできることはないかと会議で検討するなか、当時の網走支部の支部長(鮨勝/金安氏)より「10月3日を「トウ」と「サン」と読んで「道産の日」と制定し、北海道のすし業界ならではの地産地消イベントを行ってはどうか」という提案があったことがはじまりです。以来、道産食材の消費拡大を目的として、さまざまな取り組みを行っています。
コロナ禍は、消費が落ち込んだ道産食材を応援するため、『おうちで、おすしをつくろう』をテーマに、一般消費者・学生を対象とした「握り講習会」を積極的に実施し、急速に増加した内食需要に応えました。また、若手の職人を集めて行なった技術講習会では、複数の鮨店の店主が講師となり、道産食材の扱い方・調理方法を徹底的に指導しました。本年度からは、軸足を「道産食材の応援」と「外食促進」に戻し、あらためて『道産食材の魅力』『作りたての料理の美味しさ』を消費者に伝えていきます。
左・髙橋 毅さん(ラ・サンテ) 右・今井 努(金寿司/鮨組合理事長)
北海道にしかない自然、文化、人々の営み。この土地に脈々と刻まれ、培われてきた北海道固有のテロワール(風土)を、他ジャンルの料理人たちと一緒に料理で表現し、『道産食材の魅力』『作りたての料理の美味しさ』をともに消費者にPRしていきます(シリーズ4回/予定)。初年度は、フレンチのシェフと鮨職人が、同じ食材を使って北海道の風土を料理で表現。シェフが焼いた器に、料理・共通食材を盛り付けました。
[共通食材(北海道産)]ほたて貝(猿払村産)、うに(ばふん・むらさき)(積丹町産・古平町産・余市町産)、アスパラガス(ホワイト・グリーン)(安平町産・喜茂別町産・日高町門別地区産)
[フレンチ]「茹で上げのホワイトアスパラガスとうにとマッシュルームのクリームソース ほたて貝のグリエ添え」髙橋 毅さん(ラ・サンテ)
[鮨]「握り鮨(ほたて貝、づけまぐろ、魚醤煮あわび)、巻き鮨(ばふんうに昆布〆)、つまみ(グリーンアスパラガスのオリーブオイル味噌漬)」今井 努(金寿司)鮨組合理事長
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道産の日事業 主催:北海道鮨商生活衛生同業組合 協賛:サッポロビール株式会社・北海道米販売拡大委員会・北海道漁業協同組合連合会 後援:北海道・札幌市・北海道酒造組合
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