11月1日は、すしの日

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▲国立国会図書館デジタルコレクション(すし屋娘おさと・弥助実はこれ盛/俳優似顔東錦絵/安政3年)

歌舞伎の三大名作のひとつ「義経千本桜」は、兄・源頼朝に追われた義経の流転を軸とした物語です。三段目「鮓屋」の舞台は、秋も深まる奈良。「釣瓶鮨(つるべずし)」を営む弥左衛門の元に身を隠している平家の勇将・平維盛をめぐり、夫婦や親子の情愛、忠義の死が描かれています。

維盛が弥助と改名し、弥左衛門の弟子となった日が11月1日。そして新米の季節であり、ネタになる海や山の幸が美味しい時期であることから、1961年(昭和36年)に、この日が「すしの日」に制定されました。

800余年前に創業した「釣瓶鮨」のモデルとなった店は、奈良県吉野郡下市町にあり、現在の当主に受け継がれています。

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すしの日事業
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